五島列島 中通島で夏休み2
さて、中通島。
■教会
たくさんの教会を訪ねたましたが、写真をぺたぺた張ってもなんじゃらほいなので、全体像はマップで省略。
改めて数えてみると16か所位かな。
(新上五島町goodなびより引用)

商業的なものは一つもなく、地域の生活に根付いた教会。
観光シーズンではあると思うけど、平日だからか観光客と思える人はほぼほぼいない。
世界遺産に指定されている頭ヶ島教会ですら貸し切りで50人くらい乗れるシャトルバスは往復とも私一人・・・
世界遺産の頭ヶ島教会、上から見ても・・・

降りて見てみても・・・だあれもいない。
五島のキリスト教徒の歴史はとても重いけれど、知るべき歴史だしそんな歴史を経てもなお地域に根付いている文化はぜひ見てほしい。

ヨーロッパでバックパッカーで旅した時にも様々な教会を訪ねたけども、それは休憩の場所だったり、建築や装飾を見る旅。
五島の教会は、五島の歴史そのものを知る旅なのかもしれない。
また、点在する教会は、自転車乗りにとってありがたい存在。
短いところで2~3キロ、長くても10キロも走れば教会があるわけで、補給地がない地域の
それは水の補給!
津和崎方面(中通島を十字架に例えると、縦の棒の上のほう)はひと気も少なく補給が限られる状況だったけど、少なくとも教会で水が手に入れられるっていう安心感は大きかった。
特に今回は高温多湿中のライドは、熱中症を避けるために飲み水だけでなく被り水が必要で、これが確実に手に入るってのはありがたい。
教会を見つけるたびに、頭からザブザブ水をかぶって気持ちよかったなあ。
■海
やっぱり海は抜群にきれい。
今年は沖縄本島、座間味島、佐渡ヶ島を自転車で回ったけど、沖縄本島はさておき、座間味と佐渡と比べても五島の海は負けていない。
お勧めをもらった桐教会と海のマッチングは完璧でしょう。

日が当たると底まで見えてしまう。熱帯魚のようなきれいな色の魚は少数派だったけど、それでもたくさんの魚がいるのが上から見ても丸見え。

ちょっと坂を上ると、たくさんの島々や・・・

綺麗な磯が見える!

残念なのは、平らな場所がないことくらいで、平らじゃないからこその景色がたまらない♪

いつまでも眺めていたい。

五島の子になっちゃいたいくらい(苦笑)

■もう一つの目的:ルーツ探し
今回の中通島での夏休み、もう一つの目的が。
5年ほど前に亡くなった義母は、中通島の隣の若松島で生まれ育ったけど、その場所を見てみたかった。
生まれ育った住所の近くの家を訪ね、親戚を発見。
当時の様子をうかがう。
失礼を承知でいうと、あと数年訪問が遅れたら、当時のことを知る人はいなかったかもしれない。

どうやら、嫁さんのじいちゃんが乗っていた、ばあちゃんの名前の付いた船らしい。
島を離れて25年くらい経つけど、まだ残っているとは。

■仕方がないことだけど
廃校している小学校をたくさん見かけた。
別れの言葉がたくさん書かれている小学校はまだしも、すでに廃墟のようになっているところも・・・

ってことで、いろいろ考えることの多かった五島 中通島の旅でした!
あああ、五島ロス・・・
スポンサーサイト